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2005年 02月 25日
<差別発言訴訟>石原都知事の「ババア発言」賠償責任認めず | Excite エキサイト : ニュース
日本では過ちを公に認めさせる手段の主だったものが損害賠償請求のみ。でも日本人には過ちをお金に換算する感覚が乏しく、実際に大変な被害を被った人でも民事訴訟を起こすと疎まれるという、おかしな国なんです。こんなに悲しい思いをした、こんな苦難に遭った、でもお金の問題じゃないだろうと、多くの人がその賠償請求を感情的に「却下」します。さらに裁判でも訴えが認められない結果になると、「ほら見ろ、間違っているのは金を請求するおまえだ」と、その訴訟が起こった元の問題自体が雲散霧消してしまう。 合理性よりも感性を重視する国民性ならば、法制度もそのように変えていったらいいと思いますけどね。「人を殺したやつは理由のいかんを問わず死刑だ」なんて野蛮に走るのは困りますけど、たとえば刑事訴訟では植草スカートのぞき裁判みたいに、「手鏡一枚没収」なんて求刑もあったわけだし、判決はまだどうなるかわかりませんが、民事もそのぐらい柔軟にやって、お金の問題ではなくても間違いは間違いと認定するほうがいいと思います。 さしずめ、石原都知事の過ちはどうやって償わせるのが妥当でしょうか。ええ、私は彼を「無罪」とは認めませんよ。生殖力のないババアより、理性のないジジイ政治家の方が大いに有害だと思ってます。そうですね、たとえば老人介護実習1ヶ月とか、そのうえで反省文5000字とか。もちろん、十分な改心が認められない場合は翌月も延長するオプション付き。実際にそんなことをやってたら知事はクビですけど、民事であっても必要なら刑罰的、それ以上に教育的な賠償が求められるべきだと考えます。 だいたい、文明社会に背を向けるような発言は、先進国の首都の知事なんかやめて無人島にでも行き、好きなだけ吠えたらいいんです。野蛮主義のボンボン文士に似合いの光景です。そうか、いよいよ改心しないとあれば、「流刑」もアリとしましょうか。島国日本らしい制度復活。
by spielfeld
| 2005-02-25 12:00
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